夏休みという特別な時間を利用して、今日は朝から昼過ぎまでという少し背徳感のあるタイムスケジュールで、新橋エリアのはしご酒を敢行しました。それぞれ個性的な3軒のお店で過ごした至福の時間をレポートします。
1軒目:なんどき屋 – 24時間営業の頼れる存在

朝の9時過ぎ、24時間営業で知られる「なんどき屋」からスタート。昭和の香りが残る店内で、まずはビールで乾杯です。
肉豆腐は出汁の効いたつゆが体に染み渡る逸品。のりチーズは海苔とチーズの意外な組み合わせが絶妙でした。脂の乗ったブリカマ、朝食感覚のハムエッグ、さっぱりとしたわかめポン酢と、朝酒にぴったりのあて料理で順調なスタートを切ることができました。






2軒目:伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店 – クラフトビールの新境地

続いて向かったのは新橋駅直結のクラフトビール専門店。モダンで洗練された店内で、伊勢生まれの地ビールを堪能しました。
ペールエールは昼間の陽射しとともに格別な爽快感をもたらし、ヒメホワイトはまろやかでフルーティーな味わいが朝の時間帯に最適でした。
料理ではちち豆腐が印象的。一見普通の冷奴ですが、クリームチーズのような濃厚さと深い旨味に驚愕。まさに豆腐の概念を覆す美味しさでした。たこのから揚げや焼き餃子も、クラフトビールとの相性抜群で大満足でした。






3軒目:芳蘭 – 老舗中華の風格漂う名店

締めくくりは、著名人のサインが壁一面に飾られた老舗中華料理店「芳蘭」。店内に足を踏み入れた瞬間から、長年の歴史を感じることができます。
花しゅうまいは見た目も美しく、肉汁溢れる逸品。皮の薄さと具材の絶妙な調和が、老舗の技術力を物語っています。最後の味噌バターラーメンは、濃厚な味噌スープにバターのコクが加わった贅沢な一杯。朝から続けたアルコール摂取で疲れた体に染み渡りました。






新橋エリアの懐の深さ
24時間営業の大衆居酒屋から、モダンなクラフトビール専門店、老舗中華料理店まで、それぞれ全く異なる個性を持ちながらも、どの店も朝から昼の時間帯を温かく迎え入れてくれる新橋エリア。夏休みだからこそ味わえる、平日昼間からお酒を楽しむという特別な体験でした。次回は秋の夕暮れ時からスタートする、また違った雰囲気のはしご酒を企画してみたいと思います。
訪れたお店
なんどき屋 https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13057708/
伊勢角屋麦酒 エキュートエディション新橋店 https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13268982/
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