佐賀

吉野ケ里遺跡 – 弥生時代最大級の環濠集落と復元建築の見どころとアクセス

佐賀県神埼郡の吉野ヶ里丘陵に、弥生時代の日本を今に伝える巨大な遺跡が広がっている。吉野ケ里遺跡——紀元前5世紀から紀元3世紀にかけて営まれた、日本最大級の環濠集落である。昭和61年(1986年)の発掘調査で全国的な注目を集めて以来、その規模...
福岡

宇美八幡宮 – 樹齢2000年の大楠と安産信仰を伝える古社建築の見どころとアクセス

福岡県糟屋郡宇美町、JR宇美駅から徒歩約5分の静かな住宅地に、日本有数の安産信仰の聖地として知られる古社が佇んでいる。宇美八幡宮——敏達天皇3年(574年)に創建されたとされる、1400年以上の歴史を持つ神社である。境内には樹齢2000年を...
福岡

太宰府天満宮 本殿と仮殿 – 桃山建築の重文と藤本壮介が描く現代の飛梅

福岡県太宰府市、西鉄太宰府駅から徒歩約5分。参道を抜けた先に、約1100年の歴史を誇る学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮が佇んでいる。現在、国の重要文化財である御本殿は124年ぶりの大改修中。その改修期間限定で本殿前に出現した建築家・...
佐賀

祐徳稲荷神社 – 総漆塗り極彩色の「鎮西日光」建築の見どころとアクセス

佐賀県鹿島市の石壁山中腹に、鮮やかな朱色に彩られた壮麗な社殿が佇んでいる。祐徳稲荷神社——伏見稲荷大社、笠間稲荷神社と並ぶ日本三大稲荷のひとつである。総漆塗り極彩色の本殿は地上約18メートルの高さに舞台造りで建てられ、その荘厳な美しさから「...
長崎

長崎の田平天主堂と大浦天主堂 – 鉄川与助と西洋建築が織りなす煉瓦造教会の魅力

長崎県の海を望む丘に佇む二つの天主堂。田平天主堂と大浦天主堂——これらは、日本におけるキリスト教建築の歴史を語る上で欠かすことのできない建造物である。一つは"教会堂建築の父"と呼ばれる鉄川与助の最後の煉瓦造作品として、もう一つは日本最古の現...
東京

世田谷八幡宮と松陰神社の建築 – 源義家創建の古社と幕末志士を祀る明治の社殿

世田谷線の宮の坂駅を降りると、すぐ目の前に朱色の鳥居が見える。世田谷八幡宮である。そこから電車で数分、松陰神社前駅で降りれば、商店街を抜けた先に吉田松陰を祀る松陰神社が佇んでいる。この二つの神社は、いずれも世田谷の歴史を今に伝える重要な建築...
東京

愛宕神社の社殿建築と出世の石段 – 徳川家康創建、東京23区最高峰に佇む防火の守り神

虎ノ門の高層ビル群の谷間に、突如として現れる深い緑。その頂に鎮座する愛宕神社は、標高25.7メートルの愛宕山山頂にある。23区内で自然の地形としては最も高いこの山に、江戸幕府開府とともに創建された社殿は、度重なる災禍を乗り越え、今なお東京の...
茨木

水戸城三の丸 弘道館 – 徳川斉昭が創設した日本最大の藩校建築の見どころとアクセス

水戸市の中心部、JR水戸駅から北へ徒歩約8分の位置に、江戸時代の教育建築として最大級の規模を誇る建造物が佇んでいる。弘道館——天保12年(1841年)に水戸藩第9代藩主・徳川斉昭によって創設された藩校である。その建築は、幾度の戦火を免れ、今...
神奈川

千代ケ崎砲台跡 – 明治期の煉瓦造要塞建築|アクセス・駐車場・見学ガイド

横須賀市西浦賀、東京湾を望む標高約65メートルの丘陵地に、明治期の軍事建築の精華が今も息づいている。千代ケ崎砲台跡。長年非公開だったこの貴重な近代化遺産が、2021年10月から一般公開され、私たちは今、当時の築城技術を間近に見ることができる...
神奈川

横須賀・戦艦三笠 – イギリス建造の世界三大記念艦に残る明治の造船技術

横須賀の海に面した三笠公園、その中央に静かに佇む巨大な戦艦がある。記念艦「三笠」。日露戦争の日本海海戦で連合艦隊の旗艦として活躍し、今も当時の姿を留める世界最古級の鋼鉄戦艦だ。この艦は単なる軍艦ではなく、明治期の造船技術の粋を集めた建築物と...